遠い歌声の記憶。

2011年3月11日
まだ二十歳になったばかりのころ。


すごく強く熱い思いをもっていて、でも、いつも焦っていてまわりが見えなくなってた自分。


たくさん悩んだし、苦しんでいたし。

そんななか、偶然雑誌の隅っこに載ってたスタディツアーに運命感じて参加した。


たくさんすばらしい経験をして、たくさん考えて。そんな帰り道。


飛行機の中で、時間から解放されている不思議な空間の中で、遠い歌声がヘッドホンから流れてきた。

夢のなかにいざなうような、声。

その歌はあまりにも印象深くて、いつのまにかわたしの人生に深く刻まれていった。




それから十数年たった今日。


友人からのメールで、なんとその歌手の方があるバーにくるのだとか。
その歌手の名前を冠したバー。由来はもともとその歌手の名前なのだとは、知らなかった。



そんなに長いこと大切にしている歌。映画の主題歌にもなっている曲。


今日は、仕事で相変わらず終電帰り。
人生の奇跡ともいえるこの機会を逃してしまった。


あぁ、なんということでしょう。


でも、夢は夢のままにしておいたほうがよいのかな。


なんてことを思った(T_T)





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