SATCの映画版は(2は持ってないけど)何度も観ているが、いくつも好きなシーンがある中で、いちばん心地が良いなといつも感じるのは、深く傷ついたキャリーが、アシスタントとして雇ったルイーズのおかげで少しずつ立ち直ってくるところだ。
ルイーズが、すっかり混沌としてしまったキャリーの生活をひとつひとつプラクティカルに立て直し、ウェブを再構築し、メールを整理し、クリスマスパーティの招待状をさばき、ベッドや何かを新しく入れてきちんとしていく。
その様子が、とても心地よい。
そしてキャリーは、新しい家具などを入れ、部屋のすべてを模様替えし、壁を爽やかなブルーにしていく。
その「再生」の過程が、観ているほうにも生きる元気を与えてくれるような気がするのだ。
じつは、四人の中では、いつもミランダに気持ちを入れてしまうんだけど(スティーブとやりなおすブルックリン橋のシーンで泣いてしまうくらい)、それぞれに共感できるところがあって、映画としてのストーリーの良し悪しなんて関係がないくらい。
たくさんつらいことがあった今年も、そういうキャリーの再生のシーンを観ていると、自分自身の人生を案外好きに生きているわたしは幸せだと感じるし、キャリーみたいに立ち直って自分の生き方を見直すことだってできるって思える。
まあ、賃貸だから壁をブルーに塗り替えることはできませんけどね。
ルイーズが、すっかり混沌としてしまったキャリーの生活をひとつひとつプラクティカルに立て直し、ウェブを再構築し、メールを整理し、クリスマスパーティの招待状をさばき、ベッドや何かを新しく入れてきちんとしていく。
その様子が、とても心地よい。
そしてキャリーは、新しい家具などを入れ、部屋のすべてを模様替えし、壁を爽やかなブルーにしていく。
その「再生」の過程が、観ているほうにも生きる元気を与えてくれるような気がするのだ。
じつは、四人の中では、いつもミランダに気持ちを入れてしまうんだけど(スティーブとやりなおすブルックリン橋のシーンで泣いてしまうくらい)、それぞれに共感できるところがあって、映画としてのストーリーの良し悪しなんて関係がないくらい。
たくさんつらいことがあった今年も、そういうキャリーの再生のシーンを観ていると、自分自身の人生を案外好きに生きているわたしは幸せだと感じるし、キャリーみたいに立ち直って自分の生き方を見直すことだってできるって思える。
まあ、賃貸だから壁をブルーに塗り替えることはできませんけどね。
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