ナーム・ヌードル。

2010年10月25日

シンプルなやさしい味の、このタイラーメン。

異国の味のはずなのに、とても懐かしいのは何故だろう。

このところのメンタルダウンと体調の悪さはかなりきていて、このままではたぶんいられない、のはすでにかいたこと。

誰かによりそっていてほしいのに、あいにくそんなひとは誰もいなくて、だから異国のこの味に、バンコクをひとり旅していた自分を重ねて懐かしくなるのだろう。

パクチーなんて嫌いなはずだったのに、微かに苦手な香りが涙滲むくらいに心を温める。

苦手なものなんて、ほんとはただの思い込みなのかもしれない。
好きも嫌いも、愛してるも憎いも、ふとした拍子にすっかり入れ替わるくらいに不確かなものなのかもしれない。

ごちそうさま。

今日は９時半に残業切り上げて、タイ料理屋さんまだ間に合ってよかった。

誰かの作った料理は、あったかくておいしい。

わたし、けっこう淋しかったんだね。