思えば、あんなに大好きで、これまでの誰よりも深く惚れ込んだ6年間のだありんとは、ほんとはあんまり合わなかった。

つまり、会話とか趣味とか、色んなものの好みとか。
会話なんてかみあわないことも多かったし。

だけど、ものすごく価値観とか深いところでぴったり合致していて、強烈にひかれあった。



相性なんて、結局、よくわからないのだ。

趣味が合わなくても居心地が良くないとは限らないことはよくわかっている。あれほど好きになるのは、もっともっと深いところでつながっているからだったわけだ。
お互いの刺激となり、満たされあった。


逆に、そういった趣味とか行動パターンがびっくりするほどパーフェクトに合っていた男とは根本的にだめだった。


だありんとは、もともと一緒になれない関係で、このことはわたしの人生の中であまりに激しく苦しくて、うつくしくて、哀しかったこと。


べたな言い方だけど、苦しみを輝きに変えられたらいい。



新しい彼とは、もちろんまだおつきあいなんてしてないんだけど、少しずつ心が溶け合っている感じがしている。

まだ、だありんを心の奥の奥に鍵をかけて大事にしまいこんだままで、新しいひとと向き合えるのか不安になる気持ちもあるけれど、こうして少しずつ近づいているのはとてもうれしい。


彼は、だありんとは違って業界もちがうひとで、性格もわたしの好きになるタイプとはだいぶかけはなれている。


でも、やっぱりそういうのって、理屈じゃないのだよね。

もっともっと仲良くなれたらいいな。
純粋に、うれしい。



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