夢十夜。

2009年8月21日恋愛

ふたりがどんどん深まっていって、その分「別れ」の気配がどんどん濃くなっていくなかで、いつもシンガポールの思い出を話すようになったのはきっと、幸せだった「夢のような」時間にもういちど浸りたいからなのだろう。

どこかよその国にいるときって、日本にある現実から切り離されているからね。

とてもステキなホテルに泊まって、ふたりきりで過ごして、街を歩いて、中華街でビールを呑んだ。

いちばんスペシャルなクリスマスディナーをして、はしゃいだ。
生バンドのおじさんたちがやってきたので、彼はElton JohnのYour Songをリクエストした。
ゴージャスな夜景が見えていた。

それから、とてもおしゃれなホテルのバーでお酒を呑んだ。

たくさんの思い出。

もしかして、これがいちばん幸せなときだったのかしら。

少しずつ、整理していきたい気がしている。のよ。